2年前、週末おしごとを始めたきっかけ

▲茹で落花生とビール、最高な組み合わせですよね。(今回の内容には全く関係ありません)

平日おしごとをしている会社への副業申請が先日ぶじに受理されたことを機に撮影の料金表のページをアップしました。趣味の延長線上ではじめたこの「週末おしごと」ですが、ほんとうにお金をもらっても良いのだろうか・・お金をもらえるほどのクオリティーを提供できるのだろうか・・とずっと迷っていました。ただ、逆に「費用をとってくれないと無償だと逆に頼みづらい」という声をいただき、清水の舞台から頭から飛び込む気持ちで、お値段を設定してやってみることにしました。

せっかくなので、なぜ「週末おしごと」を始めることになったのか?のきっかけのお話を。

以前、わたしはお葬式の会社に勤めていまして、そこで出会った同僚の桑田さんという方から、「いがちゃん、ちょっと手伝ってくれない?」というお声がけをもらいました。桑田さんは週末にフリーのカメラマンとしてファミリーフォトを撮っていて、ただ、ご病気ゆえに重い物を持つのに苦労されていたので荷物持ちとして撮影にたびたび同行させてもらっていました。

撮影した写真を嬉しそうな顔でご覧になるご家族のお顔や、撮影自体も楽しい思い出として残してあげたいという桑田さんの考えに触発されると同時に、「あれ、わたしそういえば写真好きじゃなかったっけ?」と学生のころにカメラをいじっていたことを思い出したのでした。

社会人になってからは社畜モードで10年くらい過ごしていたため、じぶんの好きなことが分からなくなってしまった時期に思い出した、不思議な感覚でした。

その後、「じぶんも撮影やってみたいんですよね~」というのを、桑田さんとの共通の友人に話したところ「じゃ、ちょうど来月年賀状つくらないといけないから、それに使える写真撮ってよ!」ということで撮った写真が「ちゃんと、撮影者として写真を撮った初めての経験」でした。

▼その時撮った写真がこちら

ちょうど2年前のこの時期でした。

おかちゃんにブーブー言われながらも「甘いもの買ってあげるから」となだめて、連れ立って3回くらい下見に行って「この時間だったら人・車少ないよね」とか「2人乗りの自転車借りてワンコたちと乗ってもらっても楽しい雰囲気でそうだよね」とあーでもないこーでもないと、撮影プランを練っていたのが懐かしいです。

この時撮った写真を見ていただいて、「仕事でつかうプロフィール写真をお願いできないかな」「ニューボーンの写真撮ってもらえますか」と友人つながりで月1~2件ほどの撮影のご縁をいただいて今に至るのでした。

また、今週の週末は、5歳になる男の子の七五三のお参りの撮影に行ってきます。3年前はその子の3歳の七五三お祝いに桑田さんと一緒に撮影に行っていたことをおもうと、すごく感慨深いです。桑田さんはいまはもういらっしゃらないですが、なんとなくケラケラ笑って見てくれてそうな気もします。

またおかちゃんに「ドーナツおごってあげる」という交換条件を出して下見に行ってこようかなと思います。さいきん交換条件のハードルが高くなってきているので、新しい甘味ネタを仕入れないと。撮影の緊張半分、大きくなってるかな、会えるのがとても楽しみです!

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